一般的に「セラピスト」という仕事は、「癒し」「心のケア」「健康の回復」といったイメージが多いようです。
そして大切なことは、セラピスト自身がどのような人生を生きてきたとしても、その人生経験がセラピーに活かされていく職業だということです。
人生を苦しみぬいて生きてきた人は、それだけ人の心の痛みを感じ取る力があります。たくさんの悲しみに触れてきた人は、幸せがどんなものであるかに敏感です。自分が乗り越えてきた試練や喜びがあるからこそ、人の苦しみや悲しみ、また喜びに寄り添うことができるのです。
そして、多くのアート表現が、クライアントの心を解放し、そのことを通して、クライアントと共に共感し、共に成長していくプロセスを体験していけるのです。
日本でのアートセラピーの分野は、まだ夜明けです。
自らを成長させながら、クライアントのサポートをしていく・・・・さらには、社会に、世の中に貢献していくことのできるすばらしいテクニックの一つです。
だからこそ、プロのセラピストとして活動するにあたって、セラピストはまず癒すこと、 また自分自身を知ることが大切です。セラピストは「完成された人」ではなく、日々自分に向き合いながら生きています。ですから、セラピストも同じように悩み苦しみます。
例えば、貴方がすごく悩んでいるとします。
その悩みを解決することが出来た時、貴方は同じ悩みで苦しんでいる人の気持ちを本当に理解してあげることができます。セラピストは自分自身をセラピーすることから始めなければなりません。
自分自身のことを知り、自分自身を認めていくことこそが、セラピストになるために大切な条件だと言えるでしょう。





