「アートセラピーで心の中と対話1」では「怒り」と「イライラ」について簡単にアートセラピーに触れてみました。
具体的な題材では固定観念が入ってしまいますので、題材が抽象的なほど、皆さんの心の中が表れてきます。
貴方だけが感じている、感覚的な題材に対するイメージを具現化することで、とても顕著に貴方の心が描画に表れます。
次は「怒り」「イライラ」とはまったく逆で、「幸せ」「喜び」について描いてみてください。
- 表現してみましたか?
下に紹介している描画は今、多くの人に「幸せ」「喜び」について自由に表現してもらった描画です。
じわじわとあふれていく喜びのようです。穏やかな至福の状態にも見えます。次第にそのやわらかい広がりがまわりに伝わっていくようです。
花火のように外へ外へと広がっていきます。その喜びを自分ひとりで味わうのではなく、周りにも広げていくタイプですね。
人々と共有する喜び。自由表現というよりも、具体的表現になっています。人間の心に伝わっていく様子がこの人にとっての喜びの瞬間なのでしょう。
私は今こんなにうれしい!と自分で喜びをたっぷりと味わっているようです。中央にある目と大きな口がその喜びの大きさを表現していますね。
小さな花びらがちりばめられていく様子。同じモチーフの連続は、喜びの大きさを表現しています。シャボン玉のように次々に生まれてくかのようです。
周りがどうであれ、自分の幸せや喜びをたっぷりと味わっている様子。自分が喜びにあふれてさえいれば、その存在は周りから見てもはっきり分かりますからね。
- 貴方の描いた描画に似たものはありましたか?
あれば、例の描画の方と似たような心境になっていると言えるかもしれません。
尚、これはあくまで参考ですので、細かいところや根本的な部分は個人個人全員違い、一概には言えない事も言い添えておきます。
まずは、貴方が描いた自分の描画を貴方自身で見つめ、その描画をあらためて見つめることで、貴方の心がどういう形で具現化されたものなのか、少し考えてみましょう。 もし、例の中の描画と貴方の描いた描画に近いものがないのならば、一度その描画を持ってアートワークセラピストに見てもらうのもいいかもしれません。 「怒り」「イライラ」で描いた描画と「幸せ」「喜び」について描いた描画だけでも、貴方が自分自身でわからなかった面が見えてくると思います。
これらは、親子で行っても良いでしょうし、学校などで行っても、必ず色々なことが見えてきます。 昨今、アートワークセラピーは「見えない子どもの心を見つめる鏡」としても、便利なツールとして注目をされています。





