心の中の様子はたとえ自分や他の人や子供達の目には見えません。
しかし、アートワークセラピーは、心の様子を目に見える形や色に変えてくれます。
例えば、私達の心の中の感情は、どんな色や形をしているのでしょう。
心の中でこうかな、あんな感じかな、と思うだけではなく実際に表してみませんか?
ペンと紙を用意して、今、「怒り」や「イライラ」を五分くらいで絵にしてみてください。
絵に関して、上手、下手は関係ありません。貴方の思っている感じで思うように描いてみてください。
漠然としていますが、悩まないで、貴方の直感的に感じたものを表現してみください。
ちなみに、描いてもらった絵のことを、アートワークセラピーでは「描画(びょうが)」といいます。
- 描いてみましたか?
これから紹介している下に載せています描画(絵)は、『怒り』や『いらいら』を表現したものです。
人によって心の中の様子が違うのがはっきりとわかります。
とげとげ型。
イライラのとげが自分の心にも刺さるようです。
主張型。
主張したいことがあると線はこのように縦に伸びていきます。
傷心型。
いじけて、ふてくされています。自分の怒りを誰かにわかって欲しいよう様子が感じ取れますね。
抑制型。
燃えるような怒りを爆発させてはいますが、その怒りを何とか抑えようと青で囲んでいます。怒っているのは一目瞭然なのですが。
線香花火型。
怒ってはいるけれども、爆発的ではなくて、茶色で表現された自己否定感を振りまいているようです。
八つ当たり型。
何で怒っているのかわからなくなっているのに、ひたすら当り散らしている様な感じでしょうか。
モヤモヤ型1。
怒ることで、不安が増し、またそのことでイライラしてしまう。原因もわからないまま心が沈みます。
抑圧型。
怒りは全く見せません。自分でも怒っていることに気づかずに調子が悪くなることもあります。
発散型。
四方八方に爆発するように線が延びています。中心があるので、怒りの原因もわかっているようです。
モヤモヤ型2。
イライラの原因がつかめないまま内にこもっていきます。周りは何が起こっているのかわからず戸惑います。
- あなたが描いた描画と似ている描画はありましたか?
似ている描画があれば、貴方の今の心境はその描画を描いた方と似ているイメージです。
もっとも、細かい部分はまったく変わってくるのですが、少しだけ貴方の心が見えたと思います。
その描画を描いた自分を想像しながら、どうしてこう描いたのだろう、と考えてみてみませんか?
もしかしたら五分前の自分と今の自分、ちょっと考え方が変わってきているかもしれませんね。





